一般内科

地域の皆様のかかりつけ医

当院の一般内科は、風邪やインフルエンザなどの急性疾患から、生活習慣病やアレルギー疾患など、幅広い病気に対応しています。体調不良を感じたら、まずは一般内科を受診して頂くことで、どこに問題があるのかを把握し、最適な治療を提供します。
当院での対応が難しい病気の場合には、連携している高度医療機関をご紹介します。北区や周辺地域の方々にとって身近なかかりつけ医として、懇切丁寧な診療を心掛けています。重症化が懸念される場合には、適切な医療機関や専門医を素早くご紹介することで、安心して治療を受けて頂けるように努めています。どんな症状でも、お気軽にご相談ください。

このような症状はありませんか?

以下の症状がみられる場合は、早めに医師に相談することが必要です。

主な対象疾患

急性疾患

など

慢性疾患

など

生活習慣病

生活習慣病は、長年に渡って不健康な生活習慣を続けることによって引き起こされる疾患の総称です。暴飲暴食、脂肪分や塩分過多の食事、飲酒や喫煙、運動不足などが代表的な要因です。このような病気は、自覚症状が現れるまで密かに進行するため注意が必要です。
例えば、高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの疾患が挙げられます。これらの疾患が積み重なると、心臓病や脳卒中などの重篤な病気を引き起こす可能性が高くなります。 適切な治療を受けることで、リスクを軽減することができます。
もし自覚症状が無くても、生活習慣に心当たりがある場合は、医師に相談することが大切です。当院では、患者様の健康状態を維持できるように、病気を未然に防ぐための治療を行っております。

下記に当てはまる方はいませんか?

など

生活習慣病の治療法

生活習慣病は、自覚症状が無く進行していることもあり、改善が難しいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。当院では、まず患者様の大切なことや変えたくないことをお聞きし、個人に合わせた「自分らしい生き方」を実現する方法を一緒に考えます。
基準はあくまで基準であり、全ての人が守らなければならないものではありません。内科医として、個人のバランス感覚を重視し、一人ひとりに合わせた治療方法を提案します。
また、具体的な目標とそれを達成したときの結果を、目に見える形で提示することで、治療の効果を実感しながら患者様と一緒に歩んでいくことを大切に考えています。

主な生活習慣病

高血圧症

高血圧とは、収縮期血圧が140mmHg未満、拡張期血圧が90mmHg未満の基準を超える状態を指します。これが継続的に続いた状態を高血圧症と呼びます。この状態が続くと、血管に負担がかかり動脈硬化がおこり、様々な病気を引き起こす可能性があります。しかし、収縮期血圧が160mmHg程度であっても、ほとんどの場合には自覚症状がなく、放置されがちです。しかしながら、医療の進歩により高血圧症の治療が普及したことからも明らかなように、高血圧症の治療は非常に重要です。実際、治療の普及とともに脳卒中や心筋梗塞の発症数が減少しています。健康診断などで高血圧症が疑われた場合には、早めに医療機関を受診し、病気の予防や健康の維持に繋げていきましょう。

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糖尿病

糖尿病の状態では、血液中の糖分の調整がうまく行われず、過剰な糖分が血管を傷付ける可能性があります。健康な人では、体内の糖分は調整され、血糖値が過度に上昇しないようになっています。しかし、糖尿病の人の体では余分な糖分の調整が困難となり、血管へダメージが与えられます。この状態を放置すると、最終的には失明や腎不全、手足の壊死など深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
これらの合併症は他人事ではなく、誰にでも起こりえるものです。当院では、糖尿病の重要な指標であるHbA1cを測定し、治療の成果を迅速にお伝えすることができます。この測定結果により、糖尿病の管理や治療の効果を的確に把握することができます。早期の治療と定期的なモニタリングは、合併症の予防や健康の維持に重要です。お気軽にご相談ください。

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脂質異常症

脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が、通常の基準値から外れている状態を指します。この状態が続くと、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる病気のリスクが高まることが知られています。
脂質異常症は一般的な血液検査で簡単に測定できますので、健康診断など定期的に検査を受けることをお勧めします。もし、気になる数値がある場合は、医師に相談することをお勧めしております。

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感染症とは

感染症とは、体内にウイルスや細菌、寄生虫、真菌などの病原体が侵入し、咳や発熱、下痢などの症状を引き起こす疾患の総称です。健康体では抵抗力が整っているため、病原体が増殖することがなく、症状は出現しません。
しかし、ストレスや疲労などで免疫力が弱まると、身体は病原体に負けてしまい、症状が現れます。早期の治療が重要であり、可能な限り早く医療機関を受診し、適切な治療を受けることが望ましいです。

感染症の主な症状

など

主な感染症

風邪症候群

風邪症候群は、ウイルスが原因で鼻やのどに炎症が生じ、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、咳や痰、発熱などの症状が現れる感染症です。 通常は数日で自然治癒することが多いのですが、症状が長引く場合には、細菌による二次感染が起こることがあります。 風邪症候群の治療には、症状に応じたお薬の服用や、十分な休養と栄養補給が必要です。
また、風邪の症状が治まらない場合には、他の病気が原因の可能性があるため、早めに医師の診断を受けることが重要です。 抗菌薬の使用は、細菌による二次感染が疑われる場合などに適しています。
また、漢方薬を併用することで、治癒力を高め、副作用の少ない治療を行うことができます。
しかし、自己判断での使用は危険ですので、お気軽にご相談いただければと思います。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。感染すると、1〜3日の潜伏期間の後、高熱や頭痛、寒気、筋肉痛、関節痛などの症状が現れ、他にも鼻水や咳、のどの痛みなどの呼吸器症状も出ることがあります。
お子様は痙攣や中耳炎、稀に急性脳症を合併する場合もあります。高齢者や糖尿病などの基礎疾患を持つ方は、症状が重くなりやすく、治療が難しくなることもあるので注意が必要です。

治療

インフルエンザの発症早期に抗ウイルス薬を使用すると、症状緩和までの期間が短くなります。また、予防目的でお薬を服用することで、インフルエンザ発症のリスク低減も可能です。
お薬の形態はカプセル、錠剤、点滴、吸入薬など患者様の状態と要望に応じて適切な薬剤を選択します。身近な人がインフルエンザに感染した場合、予防目的での内服が効果的です。

ワクチン接種

ワクチン接種はインフルエンザ予防の重要な手段です。効果は100%ではありませんが、体の負担や感染リスクを軽減する効果が期待できます。接種は年末から春先が適切で、費用は自己負担が一般的ですが、一部条件で保険診療や助成もあります。
当院でも接種を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

肺炎球菌感染症

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気の総称です。この感染症は、肺炎をはじめとする中耳炎や副鼻腔炎、髄膜炎、敗血症などの原因になります。肺炎球菌を保有している人の咳などで飛散し、気管支を通じて肺に入り込み、感染が広がります。高齢者や免疫力の低下した人は、この感染症にかかりやすく、実際に細菌性肺炎の中でも最も多いのが肺炎球菌肺炎です。
しかし、肺炎球菌ワクチンが存在し、5年ごとに繰り返し接種するタイプと、一生に1度摂取するタイプがあります。肺炎は、現在日本人の死因第4位であることから、国も肺炎球菌ワクチンの普及を支援しています。医療保険が適用され、補助金対象になっているため、一度お問い合わせ頂くことをお勧めします。

肺結核

肺結核は感染症の一種で、結核菌が肺に侵入して増殖することで発症します。初期症状は風邪に似ており、咳や痰、微熱が2週間以上続きます。この病気は周囲の人にも空気感染するため、二次感染が拡大しやすく、早期の診断が非常に重要です。
昭和25年までの日本では、結核が死因第1位であり、BCGワクチン接種が普及してからも、年間2万人以上感染しており、そのうち2千人以上の死亡者が出ています。治療には専門的な知識が必要ですので、咳が長く続くなどの症状がある場合は早めに当院を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

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